ヒプノセラピー
今日はヒプノセラピーの話です。
クライエントさんの了解を頂き
実際のセッションを紹介します。
今回のクライエントさんは30代女性
ご自分の中でいつも
怒りの感情は持ってはいけない、
怒るのは苦手だ、
と言う思いがあり
いつも本当の気持ちを隠してしまう、
と言うことで、その原因を知りたくて
セッションにお越しになりました。
面談で話をうかがっていましたら
どうやら母親との関係ではないのだろうか、とご本人は感じていらしたので
年齢退行 を行うことにしました。
今回のA子さん(仮名)のように繰り返し
起こる感覚 反復強迫観念と言ったりもしますが、
幼い頃の体験や記憶によるものがあります。
これを解除するためには原因を意識化に上げる事が必要です。
幼い頃や赤ちゃんの頃の事もありますが、その時に認識してしまったことが、大人になったご自分が認識することで、理解をしてそして癒され手放していける
とても感動の多いセッションです。
さて、A子さん、
先ずは15歳の頃に戻りました。
でも、そこには面談時の感情はあまり
出てこなかったので、さらに時間を戻り五歳の頃に。
更に進めていきますと、
母親に抱かれた赤ちゃんの頃に行きました。
母親はA子さんを抱きながら
帰りの遅い父親に電話で感情的になり
話をしています。
その時のA子さんはとても恐く、
怒りの感情はいけない事、
と認識したようです。
その後、大人になったA子さんにはその時の母親の気持ち
帰りの遅いご主人を待つ気持ちを感じて頂きました。
赤ちゃんを抱きながらひとりで不安になっていたのかも知れませんし
帰りの遅いご主人を心配されていたのかも知れません。
怒り、と言う感情の裏には様々な感情が隠れていることを見ました。
A子さんは気付きました。
怒ってもいいんだ。
その感情をひとに向けたり傷つけることはしたくないし、してはいけないけど、怒りの感情は持ってもいいんだ。
と、ご自分の中から答えを導き出していかれました。
これで、息子との関わりも変わっていけると思う、
と笑顔で話されてました。
今回、A子さんは初めてのヒプノセラピーということで徐々に深い催眠に導入していったのですが、
とても催眠に入りやすく、よくご自分を見られている方でした。
その後、前世療法をして、そこでまた新たな気づきが起こったのですが・・
次回また(^_^)
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